9月6日(日)に、大学非常勤講師(東京外国語大学、法政大学)の大久保歩氏 をお迎えして講演会を開催しました。
ご来場いただきました皆さまに心から御礼申し上げます。
[日本基督教団 横浜上原教会 講演会]
「ニーチェとルター -亡き父、大久保初紀の思い出に寄せて-」
- 日時
- 2026年9月6日 (日)
- 13:30~15:30
- 場所
- 日本基督教団 横浜上原教会 礼拝堂
- 横浜市西区西戸部町2-144 TEL:045-231-8066
- 日本基督教団 横浜上原教会 礼拝堂
- 講師
- 大久保歩氏(大学非常勤講師(東京外国語大学、法政大学))
◆講演概要
「神の死」を宣言したことでよく知られるドイツの思想家フリードリヒ・ニーチェ(1844-1900)は、代々ルター派の牧師を輩出した家系に生まれました。周囲から牧師になることを期待されて育ったニーチェは、信仰の道を志して大学で神学を専攻します(のちに文献学へ転向)。こうした背景から想像されるように、ニーチェの思想はキリスト教と対峙することで形成された側面をもちます。しかしこうしたニーチェの姿は、同時代のキリスト教を鋭く批判し、新しい信仰のあり方を切り拓いたルターの姿と重ならないでしょうか。実際、ニーチェの思想は、キリスト教への苛烈な批判であると同時に、その中核においてキリスト教的道徳を引き継いでもいます。この講演では、ルターとニーチェの思想的なつながりを明らかにすることを通して、現代におけるキリスト教思想の広がりについて、篤い信仰者であった亡き父、大久保初紀を偲びつつ、考えてみたいと思います。
◆講師:大久保歩(おおくぼ あゆむ)氏
大学非常勤講師(東京外国語大学、法政大学)。専門は哲学・政治理論。大阪大学文学研究科博士後期課程単位取得退学。博士(文学)。論文に「ニーチェの友愛」、訳書にフィリップ・ラクー=ラバルト/ジャン=リュック・ナンシー著『文学的絶対』(共訳。法政大学出版局)、ロドルフ・ガシェ著『地理哲学』(月曜社)など。近刊に『ニーチェと〈政治的なもの〉』(大阪大学出版会)。
- 料金
- 入場無料(申し込み不要)
- 注意
- 駐車場はご利用頂けません。公共の交通機関をご利用下さい。お車でお越しの際には近隣のコインパーキングをご利用下さい。
- チラシ(pdf、193KB)